サスペンション調整(2)
サスペンションの調整機構をまずは、使ってみましょう。 どうも乗りにくいという時には、最近のバイクには、サスペンション調整機構がついているので、標準設定を変えてみるのも手ではないでしょうか。
標準設定とは言え、バイクの高さの設定などをみても、 乗り手の体重は、重めになっているはずです。 体重によって車体のしずみ方も異なるし、当然乗った感じも違います。
乗り心地を変えるには、サスを大きく動かすという事がポイントです。 一般的にサスペンションは固めに設定してあることが多いので、 サスペンションが滑らかに動くように調整してみましょう。
サスペンションのプリロードを適度に抜くことで、初期の荷重設定が低くなります。 プリロードというのは、止まった時のバイクの基本姿勢を決めるものです。 一定の速度で走っている時も関係します。 プリロードを強めればサスペンションは高い位置に留まり、弱めれば低い位置に沈み込みます。 バイクが沈み込むことで車高が下がれば足着きもよくなります。
ダンパーのセッティングを変えると、 スロットルのオン・オフ時の動的荷重の変化を調整できます。