リヤサスペンション(2)

リヤサスペンションでは、スイングアーム式が多く採用されています。

スイングアームは、別名リアアームともいい、 車輪とフレームをつないでいるパーツのことです。 フレーム側は大きくて丈夫なシャフトによって留められていて、そこを軸として上下に動くようになっています。 スイングアーム式では、車体フレームに対して、回転可能なようにスイングアームがつけられていて、左右両方固定しているものと、片側だけのものがあります。

路面からタイヤやスイングアームが受けた衝撃をリヤサスペンションが吸収します。 また、カーブを曲がるときに外側に引っ張られる力もスイングアームによって 少なくなります。

このスイングアーム式には、ツインショックとモノショックの2つがあります。

ツインショックというのは、つまりはサスペンションが2つ付いているもののことです。

それに対して、ショックが一つしか付いていないものをモノショックと言います。 リヤサスペンション(リヤサス)はもともとツインショックが主流でしたが、 モノショックが普及してきたので、最近は、こうよばれます。 モノショックは、別名モノサスとも呼ばれます。